一品香

一品香(いっぴんしゃん)
あそこは餃子屋さんの姿をしているけれど
ただ単にお店とは言えない
こころあたためどころ?
すばらしい出来事やアートを見た時
忘れないように胸のうちでかみしめるように
わたしはあの場であったことを思い出してかみしめて胸も目もあつくなる

まずわたしたちが店に入った時
誰もいなくて
その店のたたずまいに感心し、おしゃべりしているとおじさんが帰ってきて
「電球が切れたから買いに行っとった
ほれ、これつけて」と言って電球を渡して
「これ飲みなさい」と言って缶のサイダーを1本づつくれた
そして手作りの餃子の皮を伸ばしながら
「そろそろおでんがあったまった頃やろうからお皿についできなさい」って
(そのおでんはおじさんのまかない用らしい)
ね、最高でしょ!☆

「おじさん、買い物は自転車で行かれてたんですか?」
とふみちゃんが聞くと
「ん、わたし?わたし買い物はベンツで行っとった」!!!もう爆笑!😆

そして伸ばした餃子の皮にあんを乗せて「ほれ、包みなさい」と言って次々とわたしたちに渡しはる!😆
おでんもなんだかソウルフードって感じのおいしさ♡
で、わたしは餃子はごはんが欲しい派なのでごはんを頼むと「ごはんない、今日ごはん炊いとらん、昨日炊いたごはんはある、ここ(炊飯器)に入ってるからついで食べなさい」って

で、餃子は
皮もあんも焼き具合もすべてがちょうど良くて…こなれてて…めちゃくちゃ美味しい

ごはんと餃子を夢中で食べていると
「これも食べなさい」とかんころ漬けもすすめてくださる
おじさんは78歳だそう
餃子屋さんをなんと57年されてるそう
(見習いの期間が長かったんだって)

なんだかねーもう本当に優しいーーーの!
まるで親戚のおじさんのうちに行ったみたい、わたしのことをこどもの時から知ってくれてる人みたい
そしてお笑いのセンスも抜群!

しかもしかもお腹いっぱいになって
おいくらですか?と聞くと
「ひとり600えん」って
餃子の分しか取りはらないのです

こんなところがあるんですね。。。。。
(場所は本渡、スーパーかわだやとNTTの向かいです)

本当に本当に有難いです✨🙏✨