ゆっくりと呼吸し、動き、思考する。


レッスン時にお話したことがありますが以前スワミジが

「呼吸のスピードをコントロールしてゆっくりにしてそれに合わせて身体を動かすことによって神経組織、臓器に与える影響が変わってくる。
何より乳酸の生産が最小限に抑えられる。
プラーナ(エネルギー)の領域は、早い呼吸によってブロックが出来てしまう。
(中略)
早く動くと思考も早くなりがちである。
ゆっくりした呼吸と動きによって感情の波は抑えられ思考が落ち着く。」

とお話してくださったことがあります。


そして今日それを裏付けるようなこんなネットの記事を見たのでこちらにシェアさせていただきますね✨😊


飯田浩司アナウンサー)今回は「リセットの習慣」によって、染み付いた悪い流れを変える方法について具体的に伺います。「パキッ」とリセットできたらいいのですが、ルーティンで日々の仕事もあり、「なかなか難しい」という方もいらっしゃると思います。

小林)仕事中に嫌なことがあると、1日暗く過ごす人もいると思います。これは自律神経をずっと乱したままの状態なので、数日続いてしまうこともあります。嫌な上司がいるなど、よくない環境であれば「会社を辞めたらいいではないか」と言う方もいますが、なかなかそうもいかないですよね。

飯田)難しいですね。

小林)そんなとき、流れが悪い流れであったら、悪い流れに乗るというのも1つの手だと思います。

飯田)悪い流れに乗る。

小林)嫌な上司や嫌な環境であっても、その人に積極的に接してみるなど、その環境を楽しんでしまうのです。

飯田)その環境を逆に楽しんでしまう。

小林)例えば、長い距離を通わなくてはならず、通勤に時間がかかってしまうのであれば、そこで何かを新たに勉強するなど。「嫌だ」という考えになっていると、自律神経だけが乱れて、損するのは自分だけになります。どうにかして起死回生の1発を打つということを考え、流れに乗ることも重要だと思います。

自分のできる「小さな達成」を見つける ~短時間に集中して休憩を入れてリカバリーも

飯田)「流れに逆らわない」ということは、簡単にはできないという方もいらっしゃると思いますが。

小林)仕事や家庭内で嫌なことがあると、それが大きく影響します。しかし、そこに食い込んでいってしまうのはいけません。何でもいいから自分が達成できるものを探すことが大切です。

飯田)達成できるもの。

小林)例えば、朝に靴を磨いたとか、書類を整理していらないものは全部捨てたなど。または、きょうは1日エレベーターを使わずに階段を使ったとか、そういう達成感を得ることによって、負の部分にいい部分が食い込んでいけるのです。

飯田)自分で小さな目標を立てて、それを達成するというような。

小林)そういうときは仕事も長続きしないので、20分やったら休憩するというように、短時間に集中して休憩を入れることも、リカバリーするにはいいと思います。

すべての動きをゆっくりにする ~ゆっくり動くことで深い呼吸になり、自律神経が安定する


新行市佳アナウンサー)忙しいため「自分を振り返ることができない」という人もいると思うのですが、何か対処法はありますか?

小林)よく「人生の流れを変えるにはどうしたらいいですか?」という質問を受けることがあります。そのときに私が言うのは、「すべての動きをゆっくり行う」ということです。

飯田)ゆっくりですか。

小林)夜帰って歯を磨いて「フッ」としたときに、「きょうはゆっくりするということをラジオで聴いたな」と思い出したら、動きをゆっくりにしてみるのです。

飯田)なるほど。

小林)そうすると、見えないものが見えてきます。なぜかと言うと、ゆっくり動くことによって、人は呼吸せざるを得ない。嫌なことやストレスがあると呼吸が浅くなるのです。浅いか、ほとんどしていない。

飯田)そうなのですね。

小林)そうすると、自律神経は「アッ」という間に乱れます。思考回路も悪くなるし、ネガティブなことばかり考えて鬱になってしまうような状況になるのです。

飯田)ネガティブな方向に。

小林)ゆっくり呼吸することによって、深い呼吸になり、呼吸が落ち着くと自律神経が安定します。血流がよくなり、体の不調もよくなる。それからネガティブなことを考えなくなります。すべて、ゆっくり行うことです。

     ✨🍀✨

良いお話だなぁと思いました。
そして古代から伝わるヨガとヴェーダンタが現代の視点から見ても正しく確かなものである、ということは本当によくあります。