インド後記

インド後記

アシュラム滞在中プジャ(儀式)は
5回…それは入門式、ガネーシャ神への、シヴァ神への、ドゥルガ女神へのプジャ、卒業式…とあって
以前インドに滞在した時は
プジャは旅行者とか女性は同席または見学は出来ないと聞いたので見ることはありませんでした
その時 いたヴァラナシのような聖地では一日中、何度も街のどこかでプジャが行われているからその音…ドラやティンシャ(大小の鐘)、マントラの詠唱などには親しんでいたのですが〜

今回 間近で見せていただいて
本当に感動して涙 出ました

はじめよくわからなかったっていうか
ちょっと信じられないような気がしたのかな

ここまでとても大変な準備して…
レンガをたくさん運んで火を燃やす炉を作り、燭台などの道具、お供えやたくさんの花や葉を用意して、その時の神様や式を象徴する形を色の粉で時間をかけて丁寧に美しく形作り…などなど
一日がかりで

式が始まるとスヴァミー・ニヴェーダナンダジが儀式を執り行なわれるのですが
わたしが目を奪われたのがその手印(手の指で印を結ぶ)のすごさ…とても種類が多くすべて順序があり意味があるそうです
そしてその作法が本当に美しい

その儀式の間、スヴァミー・ゴビンダナンダジがその意味を説明してくださいます(それを日本人にはシータ先生が通訳してくださる)

あの時はどうして涙が出てくるほど
こころが揺さぶられたのか言葉では説明できなかった
今もすべては言葉にはできないけれど
神聖なものへの畏敬の念の深さ
に感動したのかなと思います

本当にありがとうございました